夫が一番大事。子どもが独立したあと過ごす日々を考える

夫が一番大事。

そう聞くと「夫をたてる大和なでしこ」のイメージがあるかも知れないけど、もっと現実的なコトとして、私にとって夫が一番大切なのです。

 

歳をとるとお互いが頼り

知り合って20年の夫。

今でも夫のコトが大好きと言える、私はラッキー。

優しくて、楽しい夫は私の親友で、一番信頼のおける人。

そういう意味でも、夫は私にとって一番大切な人。

 

私たちの2人の子どももモチロン大切。

だって分身だもの。

可愛くて、愛おしくてしょうがない。

 

でも、子どもはいずれ巣立っていく。

安全で、守られていた「子ども」という立場から大人になり、1人の人間として広い世界へと羽ばたいていく。

自分自身がそうだったように。

 

母は、常日頃から私に「家の近くに住んで欲しい」と言っていた。

随分悩んだ末に、「母のすぐそば」ではないけど、車で1時間ほどの場所に家を買った。

母が望んだほど近くじゃないけど、ちょくちょく様子を見にいける距離間。

困ったことや、体調が悪くなった時、すぐに顔を見に行けるのは両親だけでなく、私にとってもプラスになってる。

なので、自分の子ども達も、同じ大阪府内の、できれば近くに住んで欲しいと思ってる。

思ってるけど、母が言ったようなコトは言わないつもり。

自由に自分たちの未来を選択して欲しいから。

 

どのみち子どもは家から出ていく。

そしたら家には私と夫だけ。

平均寿命からして、子どもが独立したあとは20年ちかく2人の生活があるのだ。

 

昔、私の両親はとても仲が悪く、ウンザリするくらい毎日のように言い争いをしてた。

本気で離婚しようと、何度も年金の計算をしていた母の姿も覚えてる。

でも、今は違う。

大きな病気をしたり、周りの友人がどんどん亡くなっていく中、80を過ぎても双方そろって生活できていることに感謝してるよう。

仲が悪く、ケンカばかりしていたコトなんてすっかり忘れてしまい、本当にお互いを頼りに暮らしてる。

そんな両親の姿を見ていると、「一緒に過ごす人がいる」と言うことは、幸せなコトなんだなぁと、つくづく思うのです。

 

今日の感想

一昨日、父の血尿がとまらなくなり肝が冷えた。

幸い血尿はとまったけど、父に何かあったら認知症気味の母は自宅では過ごせなくなる。

年をとるとお互いの存在は今よりずっと大きくなると、両親を見ていて思う今日この頃。

だから、夫は私にとって一番大切な人。

最後の最後まで、できるだけ長く一緒にいたいな。

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